株式会社 三越

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歴史

「現銀掛け値なし」

これは三越が1683年に掲げたスローガンです。現在では当たり前になっている正札販売を世界で初めて実現し、当時富裕層だけのものだった呉服を、ひろく一般市民のものにしました。
創業以来、いつの時代も三越は商品・サービスなどすべての面で「革新」を繰り返しながら、人々が豊かな生活を送るためのお手伝いをしてきました。21世紀を迎え、これからも三越はチャレンジを続けていきます。

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1673

8月、江戸本町1丁目(現日本銀行所在地辺り)に呉服店「越後屋」が開店した。間口9尺(2.7m)の小さな借り店舗から、三越330年の歴史は始まる。
1673 ・三井高利が江戸本町一丁目に呉服店「越後屋」を開業。
1681 ・このころ店章を越後屋(天和元年〜明治5年)ロゴマークに定める。
1683 ・本町から駿河町に移転し、両替店(現在の三井住友銀行)を併置。
1691 ・大阪高麗橋一丁目に呉服店と両替店を開設。
1872 ・三井大元方から分離、三越家名義で経営。
・店章を越後屋(明治5年〜29年)ロゴマークと改める。
1893 ・越後屋を「合名会社三井呉服店」に改組。
1895 ・高橋義雄が理事に就任、経営の大改革に着手。
1896 越後屋(明治5年〜29年)ロゴマークの店章を越後屋(天和元年〜明治5年)ロゴマークに戻す。

1900

10月、日本橋本店は座売りを全廃、全館を陳列場として15日に開場した。当日の模様を、17日付『時事新報』は、次のように報じている。
───昨日より総陳列場を開場したるに、当日は未明より店前に詰掛けたるもの夥しく、午前7時戸の開くると共に人浪打って流れ込み、午前10時には其数無慮8500人を算し階上階下760畳の広間も立錐の余地なく、一時表戸を締切りて来客を謝絶し、(中略)開店以来の盛況なりしと──。

1904

12月6日、三井呉服店において、株式会社三越呉服店創立総会が開催され、三越呉服店の初代専務として日比翁助が就任。日比は、「デパートメントストア宣言」を標榜し、国内に百貨店の範を求められなかった時代に次々と新機軸を打ち出した。その革新的な施策は枚挙にいとまがなく、「百貨店界の巨人」と呼ばれた。
12月中旬から顧客やお取引先に三井・三越の連名であいさつ状を発送、三越呉服店が三井呉服店の営業をすべて引き継いだことを案内するとともに、今後の方針として「今後一層其の種類を増加し(中略)米国に行わるるデパートメントストーアの一部を実現致すべく」と、デパートメントストア化を打ち出した。これと同文のものを翌1905年の年頭に新聞一面広告、雑誌などに掲載し、デパートメントストア宣言を行った。
1904 ・株式会社三越呉服店設立。店章を三越呉服店(明治37年〜昭和3年)ロゴマークに改める。初代専務に日比翁助が就任、
「デパートメントストア宣言」を行い日本初の百貨店となる。
1907 ・店内に食堂開設。
・鞄、履物、洋傘など取扱品目が増加した。

1914

9月15日に完成した日本橋本店新館は「スエズ運河以東最大の建築」と称され、建築史上に残る傑作といわれた。商品は呉服を中心に百貨全般にわたって取りそろえ、日本初のエスカレーターやエレベーターも設置。近代百貨店としての形態を完成した。
1914 ・日本橋本店ルネッサンス式新館落成。ライオン像や日本初のエスカレーターを設置。
1923 ・関東大震災により日本橋本店と丸の内別館を焼失。
1927 ・日本橋本店に三越ホール(現三越劇場)を開設。
・日本初のファッションショー開催。
1928 ・三越呉服店の商号を「株式会社三越」と改める。
1929 ・新宿店開店。
1930 ・銀座店開店。
・日本橋本店食堂に「お子様洋食(お子さまランチ)」登場。
1931 ・高松店開店。
1932 ・地下鉄「三越前」駅が開業し、日本橋本店地下売場と連絡。
・札幌店開店。
1933 ・仙台店開店。
1935 ・日本橋本店の増築改修工事が完了し、中央ホールが完成。
・パイプオルガン設置。
1946 ・戦後初の出店となる松山店が開店。
1947 ・財団法人三越診療所(現三越厚生事業団)設立。
1950 ・日本橋本店で、戦後業界初のファッションショー開催。
1951 ・猪熊弦一郎氏のデザインによる包装紙「華ひらく」を全店で使用開始。
1956 ・日本橋本店で、パリー展開催。
1957 ・池袋店開店。(2009年営業終了)
1958 ・日本橋本店の第2期増改築工事が完成、全国一の規模となる。

1960

三越創立50周年を記念して、4月19日、日本橋本店中央ホールに、天女像(製作者佐藤玄々)が設置された。当日は、各界名士、報道関係者など500人を招いて除幕式が行われた。
1960 ・天女像(まごころ)を日本橋本店中央ホールに設置。
1971 ・海外第一号店、パリ三越開店。
1973 ・広島店・横浜店開店。
1980 ・倉敷店開店。
1982 ・取締役会で岡田社長(当時)の代表取締役および社長解任を決定。
・フロリダ・ディズニーワールド三越開店。
1983 ・テレビショッピング新番組「レディス4」開始。
1986 ・英国のチャールズ皇太子・ダイアナ妃(当時)が日本橋本店に来店。
1988 ・三越洋服100年記念舞踏会開催。
1991 ・新光三越第一号店が台北に開店。
1992 ・パリに「三越エトワール」がオープン。
1994 ・恵比寿店が恵比寿ガーデンプレイスの核商業施設として開店。
1995 ・阪神大震災で被災した大阪店旧館部分を取り壊す。
1996 ・「三越カード」誕生。
・インターネット上に三越のホームページを開設。
1997 ・福岡三越開店。
1998 ・「顧客第一主義」の実現をめざし、営業本部制を導入。
1999 ・「商品提案」公募を実施、大きな反響を呼ぶ。
・高松店増床オープン。
2000 ・読売ジャイアンツ優勝記念セールを初めて全店で開催。
・多摩センター店開店。
2001 ・吉祥寺店開店。(2006年営業終了)
2002 ・札幌アルタと恵比寿店「グラススクエア」が開店。
2003 ・三越・名古屋三越・千葉三越・鹿児島三越・福岡三越の百貨店5社による新設合併で、新・「三越」が誕生。
2004 ・「三越100年」を記念し、各店でさまざまなイベントを開催。
・新館完成により「新・日本橋三越本店」グランドオープン。
2005 ・名古屋専門館「ラシック」開店。新宿店が「新宿三越アルコット」として業態転換。
大阪店・枚方店・倉敷店・横浜店を閉鎖。
「新・三越モデル」を策定し推進する。
2006 SC「ダイヤモンドシティ・ミュー」に郊外型店舗、武蔵村山店開店。(2009年営業終了)
2007 ・宮城県名取市のSC「ダイヤモンドシティ・エアリ」に名取店開店。(2009年営業終了)
・三越美術部、1907(明治40)年業界として初めて創設されてから100年を迎える。
2008 ・「株式会社三越伊勢丹ホールディングス」発足。
2009 ・仙台店定禅寺通り館がオープン。
・池袋店、鹿児島店が営業終了。
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